今回の撮影会は、栃木県宇都宮市にある大谷資料館で行いました。
大谷資料館の地下採掘場跡は、1919年(大正8年)から1986年(昭和61年)までの約70年をかけて、 大谷石を掘り出して出来た巨大な地下空間です。その広さは、2万平方メートル(140m×150m)にもおよび、野球場が一つ入ってしまう大きさです。 なお、坑内の年平均気温は8℃前後で、地下の大きな冷蔵庫といった感じです。
戦争中は地下の秘密工場として、戦後は政府米の貯蔵庫として利用され、現在では、コンサートや美術展、演劇場、 地下の教会として、また写真や映画のスタジオとしても注目を集めています。(大谷資料館HPより)
5月のひたち海浜公園ネモフィラ撮影会以来の車移動での撮影会になりました。レンタカー屋さんで10人乗りのハイエースを三台借りていざ栃木県へ出発です。
東北道をハイエースグランドキャビン三台でランデブーしながら走行します。車中では自己紹介をしたり、撮影会で行きたい場所を話したり、初参加のメンバーの方で翌日が誕生日だということでハッピーバースデーを合唱したり和気藹藹です。騒ぎすぎて車線をはみ出し危うく交通事故を起こしそうになったりと東京写真サークルの撮影会はハプニング満載です!(汗)
途中の佐野SAでランチタイムです。名物佐野ラーメンを食べたかったのですが食堂は大混雑。泣く泣く移動販売の露店で腹ごしらえです。
デザートは名物「とちおとめソフト」と無果汁なのに“栃木レモン10%使用”と表記してある「レモン牛乳アイス」を食べ栃木県を満喫。
東京から走ること約2時間。ついに大谷資料館に到着しました。駐車場から資料館入口に向かう途中、地下からと思われる冷たい風が吹き抜けます。
もちろん団体料金で入館し採石場へと降下していきます。
細い階段を伝い降りていきます。階段を一段降りるごとに空気が冷たくなっていくのが分かります。
まるでドラクエのダンジョンです。中は思った以上に広く観光客も少なく思い思いに写真が撮れます。
ライトアップされており幻想的な雰囲気です。
内部の気温は12℃です。外と比べて20度以上低い気温です。
上着は着まいと頑張りましたが30分でギブアップし上着を羽織りました。サンダル組はよく頑張りました。
採石跡を利用した舞台の上で集合写真を撮りました。
なんだかんだでたっぷり1時間半くらい滞在したでしょうか。そろそろ寒さも限界に近づき地上に上がりました。カメラのレンズは気温差で真っ白になります。
近くに大谷景観公園があったので冷えた体を温めます。切り立った断崖絶壁を前にあんぐり口を開けてしまいます。
岩があれば登りたくなりますよねぇ(こどもか!)
最後にみんなで記念撮影をしました。
帰り道は危険なハプニングもなく無事東京に到着し有志で懇親会を行いました。
大谷資料館は、壮大なスケール感と非日常を味あわせてくれました。まだまだ知らない日本があるのだと実感。秋や冬になると気温差に大した感動もしなくなると思いますので残暑厳しい今のうちにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
ご参加いただきましたみなさんお疲れ様でした。今度は安全運転しまーす(笑)
今回は、夏の風物詩の定番「花火」で撮影会を企画しました。東京周辺はこの時期毎週のようにどこかで花火大会が開催されます。せっかくみんなで行くなら豪華なところがいいだろうと「12,000発以上」打ち上がるところに絞って選定をしました。第一弾は市川市民納涼花火大会(江戸川花火大会と共催)、第二弾は東京湾大華火祭で撮影会を行いました。両撮影会ともにお金にモノを言わせて協賛席(有料席)を確保しプチセレブ感に浸りながら撮影してみました。
■花火大会撮影会第一弾・市川市民納涼花火大会江戸川花火大会と共催(8月1日)
江戸川河川敷を舞台に、江戸川区側と市川市側の両岸での共同開催による花火大会。8つのテーマごとに趣の異なる花火がBGMにあわせて打ち上げられる。オープニングは5秒間1000発打ちで始まり、総打ち上げ数は国内最大級1万4000発である。2009年には江戸川区側と市川市側の合計人手人数が139万人を記録し、花火大会の観客動員数としては日本一となる。(Wikipediaより)
当日は、市川駅に集合。東京写真サークルは、千葉県市川市側から撮影です。市川駅は2時間前で大混雑。たくさんの浴衣姿にワクワクします。
いざ、江戸川有料席を目指します。沿道には飲食物の露店が軒を連ねます。みんな商魂たくましい。
東京写真サークルは4人で18,000円×4マス分を購入しました。どんな席だろうと確認してみると・・・
Theべニア板!!!!!!!!!!!!
「これに4人か・・・」と苦笑い。
横1列で4マスだったのでべニア板の間も使って16人で横一列に並びます。どこかの記者会見場と見まごう光景が広がります。ちょうど後ろがカップル席だったのですが冷たい視線の痛いこと痛いこと。でも、みんなでやれば怖くない!
おつまみや軽食をシェアしながら始まりを待ち、ついに花火大会の開始です。ガンガン撮りまくります。しかしさすがの桟敷席。打ち上げ場所が近い近い。「これは撮影するより観るのに適した場所だな」と思いながらも感動!
花火大会終了後は、帰りの混雑を避けて桟敷席で夜風を感じながらおつまみも余っているので宴会をすることにしました。コンビニに買い出しに行ってもらいみんなで乾杯!
あらためて自己紹介をしつつ雑談をしようとしたところで係員から「清掃作業に入りますのでお気をつけてお帰り下さ~い」の一言。終電まで宴会は出来ないようです。慌てて撤収開始!!
ブルームーンをバックに集合写真を撮って解散しました。(ピントが合ってないのはMFのまま撮ってしまったためです。)
■花火大会撮影会第二弾・東京湾大華火祭(8月8日)
東京港の晴海ふ頭公園および晴海埠頭沖合台船から約12,000発の花火が打ち上げられ、隅田川花火大会や神宮外苑花火大会と並ぶ東京の代表的な花火大会のひとつである。
1988年から毎年行われてきた東京の夏の風物詩だが、会場周辺が2020年に行われる東京オリンピックの選手村予定地となることから、2015年(第27回)を最後に休止となる(Wikipediaより)
今年が見納めなら見ておかなければ損だろうと思い企画してみました。個人的に見に行ったのが10年前の遠いお台場からだった気がします。今回は大人になったので1席5,000円の有料席で豊洲からです。
当日は、豊洲交番裏に集合し会場を目指します。日差しの厳しい真昼間から席取りをしていた人たちを横目に悠々と有料席へ向かいます。
こちらは、べニア板ではなくパイプ椅子です。東京写真サークルで2列を占拠しスタンバイ。またまた三脚と一眼レフカメラが並びます。面白い集団です。
おつまみやお菓子を食べていたら花火大会の開始です。豊洲第一会場は打ち上げ会場から少し離れており花火を撮影するにはちょうどいい距離です。フレームからはみ出るようなことはありません。
撮影会が終わって集合写真を撮ろうとしますが、こちらも結構急かされて会場から出そうとされます。あわてて湾岸の高層マンションをバックに集合写真。
強引に大混雑の中、帰路につかせるものでみんなはぐれます。が、しかしみんな大人ですね。
何も言わずともサケ並みの帰巣本能で最初の集合場所に戻ってきていました。無事合流。
先の花火大会撮影会ではグダグダになった打ち上げもしっかり行いました。
今年は2つの花火大会撮影会を行いましたが、両方それぞれに特色があり面白かったです。2つの花火大会撮影会をして思いましたが、少し奮発しても有料席はそれだけの価値はあると思います。ただし、場所が固定されている分、撮影向きかと言われればちょっと難しいかもしれません。ま、ひとつのイベントごととして来年も企画したいと思います。来年は、抽選に当たれば隅田川花火大会で撮影会をしてみたい!
ご参加いただきましたみなさんお疲れ様でした。